水星の魔女|ガンダムファンとか関係ない!1つのアニメとして面白い!

「ガンダム」と聞くと「シリーズ物」のイメージが出てくるラボタですが、歴代ガンダムシリーズを見ていなくても楽しめた「水星の魔女」が面白かったのでご紹介します!

水星の魔女ってどんな作品?

主人公である「スレッタ・マーキュリー」モビルスーツ(巨大ロボ)の養成学校成り上がって行くという王道ストーリーですが、その裏で(汚い)大人たちがアレコレと策を巡らせ、それに巻き込まれながらも仲間とともに立ち向かっていく、という青春学園系ガンダムです!

水星の魔女の見どころとは?

まずはキャラ設定が王道を押さえつつも上手く調整されていて、あざとくない範囲でキャラ立ちできている印象です。

主人公は「天然入っているけれど芯はしっかりしていて、戦闘センスはピカイチ」+「見た目は内向的だけど実は外交的、だけどコミュ障」というちょっと変わった組み合わせの性格をしています。

そして主人公とともに物語を歩んでいく副主人公「ミオリネ・レンブラン」は、「ツンデレ(ツン要素多め)お嬢様だけど一般常識は押さえている」+「父親を軽蔑しているがその財力に依存しているのに無自覚」という設定です。これは割とある組み合わせですね。

こんな凸凹の二人が、ともに自らの人生を勝ち取っていくために手を携えて進んでいくので、まぁなかなかに面白い展開になります。どちらも女性というのも面白いですね。

ちなみにガンダムシリーズで女性が主人公なのは初のようです(これも多様化への対応でしょうか)

他のキャラについても「勝手にシンパシーを感じる影のある氷結王子」「粗野でオラオラで噛ませ犬役の成金息子(割と可哀想)」「才色兼備で誰にでも優しそうに見えて実は一途(でも俺にはなびいてくれない)アラブ王」といったような、逆ハーレムだけれど、くどくない距離感の人間関係もちょうど良い印象でした。

執筆時点ではまだ1期のみで、2期についても制作が進んでいるようですので、2期以降も引き続き楽しみにしたいと思います!

特に1期のラストは、見ているこっちも「え?」となったので、二人の関係がどう変わっていくのかは見ものですね(主人公無邪気すぎだろ、ミオリネそこ言うセリフ違うだろ、とは思いましたがw)

水星の魔女 監督・脚本・キャスト(声優)

監督・副監督

⼩林 寛
安藤 良

構成・脚本

⼤河内 ⼀楼

原作

矢立 肇
富野 由悠季

キャラクター原案・デザイン

モグモ
田頭 真理恵
戸井田 珠里
高谷 浩利

声優

スレッタ・マーキュリー 市ノ瀬加那
ミオリネ・レンブラン Lynn
グエル・ジェターク 阿座上洋平
エラン・ケレス 花江夏樹
シャディク・ゼネリ 古川 慎
プロスペラ 能登麻美子

水星の魔女の原作や専門用語について

本作は「ガンダムファンじゃなくても馴染みやすいように」をテーマに作られたという情報を見つけ、これにはラボタも納得の馴染みやすさでした。

そして公式HPを見ながら改めて面白いなと思ったのが、作中では専門用語をくどくど解説していないなと思ったことです。

たいていの場合、作中のオリジナル用語は誰かが主人公に向ける体で、視聴者に懇切丁寧に説明するものですが、本作はさり気なく「推測ができる範囲」の説明に留めています。

ストーリー上理解できる程度にはなっているので、「なんとなくこんな感じ」という理解になるのが、やっぱりちょうど良いし、視聴者に解釈の自由を与えている感じもします。

とはいえ、詳しく知っておいて損はないので、個人的に気になった専門用語だけ、公式HPの情報を引用しつつ解説しておきます。

パーメット
作中に登場する架空の元素。パーメット間で情報共有ができるというスーパー元素で、このパーメットを身体に注入することで、身体拡張=人体の宇宙進出の基盤を作ろうという発想が生まれたようです。ちなみにデータストームの解説はなかったのですが、「情報共有」の影響で、モビルスーツの情報が過剰に登場者側に流入してキャパを超える現象なのかなと思っています。

GUND(ガンド)
パーメットを利用した身体拡張技術のことで、この技術を使ったモビルスーツが「GUND-ARM」つまりは「ガンダム」となっています。ガンダムが身体拡張の始まりというのは新鮮で面白いです(そして今風です)

ホルダー
決闘の勝者の中でも最優秀者に与えられる称号ですが、作中では1回勝っただけでもらっていたので、ホルダーって勝ったらもらえるの?的な印象でしたが、要はチャンピオンベルトということだったんですね。改めて見たらちゃんとグエル・ジェタークはホルダーの制服を着ていました(白が基調の服)。女性用のデザインも用意されているあたりジェンダーフリーな世界観なんだなとも思いました。

強化人士(きょうかじんし)
作中ではセリフでしか出てこないので漢字がわからなかったのですが「人士」という字だったんですね。ちなみに「人士」とは「地位や教育がある人」という意味らしいですが、あんまりピンときませんね。強化貴族とかそういうニュアンスでしょうか?(逆に弱そうw)もっと人身御供的なニュアンスなのかと思っていました。

ガンビット
エアリアルが装備している飛び回る兵器で、次世代群体遠隔操作兵器システムらしいです(長い!)ビームとシールドの攻守に使える万能兵器な印象ですね。主人公はこのガンビットもエアリアルと同様に1つの人格をもった存在のように扱っていましたね。

エアリアル
主人公が登場しているモビルスーツでありガンダムです。ちなみに公式HPを見ると、「GUNDARM」ではなく「GUNDAM」と表記(Aがない)されていたので、この2つは別物なのかしらとも思いました。それにしてもエアリアルについては作中でも言及がほとんどなく、HPにも情報がありませんでした。アニメ冒頭に出てきた機体と同一のものだとは思われますが、デザインが刷新されているあたり、どういった経緯があったんでしょうね。二期で明かされるのでしょうか?

さて、公式HPからピックアップした専門用語の解説は以上になります。

こうやってブログ運営の都合上、公式HPも見ましたが、こういうことしてなかったら見てないですねぇw そのうちYouTubeでも誰かが解説するのだと思います。

ますます2期が気になってきましたので、楽しみにしたいと思います!

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